“何かを求めるよりも先に、自分がアメリカに何をできるかを自らに問うべきだ。”
この言葉はJ・F・ケネディ大統領の就任演説の一部です。政府に依存し利己主義になるのではなく、自らの国のために個人ができることで貢献し、共に国を導こうと呼びかけています。
私がこの言葉に共感を覚えるのは、私達青年会議所が目指す“明るい豊かな社会”も誰かにしてもらう夢ではなく、私達JAYCEEが地域の方のために実践することで目指すべき夢だからです。
私達にできることは小さな変化を生むことでしかないかもしれません。しかし、大きなうねりは小さな変化から生じるのではないでしょうか。多くの人が将来に不安を持ち負の感情ばかりが伝わる世の中にあって、少なくとも私達は自分の可能性を信じ、将来に夢と希望を持って活動していかなくてはならないと思います。
「私にできることはなんだろう?」「小さなことかもしれないが、私にはこれができる」と自立心を持ち、他の人に貢献したいと思う情熱を青年会議所活動で具現化し、地域に発信して信頼を得ることが私達JAYCEEの使命であると考えます。
私達の社会は、人と人との繋がりで成り立っています。
人がまちを創り、変えていく中で、私達JAYCEEが求められていることは、青年会議所活動で得た知識を、率先して行動に移し、リーダーシップを身に付け、地域に貢献できる人材となることだと考えます。
陽明学でいう「知るとは、すなわち行動すること」の教えのように、事業で得た情報を実践し、経験を加えて知識としていただき、青年会議所活動だけではなく地域の様々な場面で役立ていただけるよう努めてまいります。
地域に目を向ければ、私が子どもの頃、友達とよく遊びに来た公園に、私の子どもが遊びに行きたいと言ったとき、大人と一緒でなければ行ってはいけないと言われています。
子ども達が自由に外で遊ぶことのできない環境、そんな環境を作ってしまったのが私たち大人であるならば、それを変えることができるのも私達大人だと思います。私達大人から自分自身を高めてゆく意識を持って変わってゆけば、子ども達を取り巻く環境だけでなく地域も変わっていきます。
人のことを思いやり、人間性あふれる青年として、地域のために活動するよう努めます。また私は、今の子ども達に足りないと感じることがあります。それは、失敗から学ぶ機会です。
失敗から人の痛みを知ったり、自分がどん底の時に支えてくれた人の優しさを感じたり、困難を乗り越えてきた自分を信じることを学ぶことも大切なことであると考えます。
私達は、2009年度から始めた青少年育成事業「がんばるキャンプ」を継続し、子ども達に自ら考え行動することで失敗を恐れないチャレンジ精神と責任感、そして人を思いやる心を育む事業を行います。
私達が行う青年会議所活動は、先輩諸兄が築いてこられた地域の方からの信頼の上に成り立っています。
必要とされることは時代により変わりますが、地域の方のために奉仕するという活動の目的は不変のものと思います。
己の可能性を信じ、活動する情熱に変え、勇気を持って一歩前進し、真に信頼される青年会議所を目指す。
私達は、先輩諸兄が培われた地域の方からの信頼を受け継ぐと共に、今の時代を生きる私達の行動で新たな信頼を得るべく努力してまいります。
会員の皆様、先輩諸兄の皆様にはご指導、ご支援の程、お願い申し上げます。